美味しいお酒の飲み方
日本酒の飲み方（１）
冷やして飲む
最近は冷酒を好まれる方も多いようです。若い女性にも受け入れられており、喜ばしい限りです。
日本酒を飲み慣れていなくても、「冷酒ならば」という方も多いようです。
冷酒用として造られたお酒は良いのですが、どんなお酒も「冷やして美味しいか」というと、それは疑問です。
お酒も料理も同じで、「温かい＝香り・味が強い」傾向にあります。冷やすという行為はその対極にあるわけですから、香りと味わいを乏しくしてしまっている可能性もあるのです。
冷酒用のお酒以外では吟醸酒をお勧めします。吟醸酒はどちらかというとお燗するお酒ではなく、常温以下（もしくは、ぬる燗）でお召し上がり頂きたいお酒です。
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私の好きな飲み方は、吟醸酒を冷やしすぎず（通常冷酒は７度程度）、15度程度にしておきます。それをキンキンに冷やしたグラスに注ぎ、芳醇な吟醸香を楽しみながら、冷たいグラスでスーッっと味わう。とても贅沢な気分になります。
最近では、お酒を凍らせてシャーベット状にして、楽しまれる方もいらっしゃいます。
おっと！冷酒の場合も和らぎ水は、お忘れなく。